2005年04月

2005年04月15日

窃盗:銀行ATM警備員を容疑で逮捕 振り込み忘れの現金10万円−/奈良

自分が警備する銀行のATM(現金自動受払機)から現金を盗んだとして、西和署は14日、大阪府堺市の警備員を窃盗容疑で逮捕した。

 調べでは、容疑者は3月23日午前9時20分ごろ、王寺町内の都市銀行支店で勤務中、ATM投入口に約10万円があるのに気付き、盗んだ疑い。直前に振り込みをしようとした、会社員男性が残した紙幣と硬貨。
男性は社用のため近くの勤務先から訪れ、振り込み操作の最後に確認ボタンを押し忘れた。気付いて約30分後に支店に戻ったが、既に現金はなかったという。

確認操作がなくても、ATMは約1分で自動的に機内に収納するが、この間に、見回っていた容疑者がたまたま見つけたらしい。防犯カメラに、制服姿の容疑者が映っていた。
(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050415-00000312-mailo-l29

暗証番号「誕生日」でも救済可能=偽造カード被害で−全銀協会長

全国銀行協会の西川善文会長(三井住友銀行頭取)は14日の定例記者会見で、偽造キャッシュカードによる不正引き出し被害の補償について、「暗証番号が生年月日ということだけで預金者に責任があるとは言えない」と述べた。金融機関が「外部から容易に推察できる」と注意喚起している誕生日や電話番号を暗証番号に使用した場合でも、被害補償は可能との見解を改めて示した。 
(時事通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050414-00000021-jij-bus_all

盗難カードは補償の対象外 全銀協、偽造の被害は救済

全国銀行協会(全銀協)の西川善文会長(三井住友銀行頭取)は13日、衆院財務金融委員会の参考人質疑で、盗難キャッシュカードによる預金引き出しの被害補償について「顧客の過失は偽造カード(による被害)とは異なり、補償の在り方も違う」と述べ、業界の自主ルール見直しによる補償の対象外とする考えを示した。

西川会長は、盗難カード被害への対応策に関連し「盗難保険をかけて救済するのも選択肢の一つではないか」と指摘。偽造カードによる被害については「これまで被害に遭った預金者も含め、重過失がない場合は原則として金融機関が補償する」と言明した。
(共同通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050413-00000192-kyodo-bus_all

暗証番号盗撮され現金被害、ゴルフ場に賠償命令

貴重品ロッカーに仕掛けられたカメラでキャッシュカードの暗証番号を読み取られ、現金を引き出される被害を受けたとして、秋田県の男性医師が、秋田市のゴルフ場管理会社を相手取り、約562万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が14日、秋田地裁であった。

山本正道裁判官は、訴えの一部を認め、管理会社に約337万円の支払いを命じた。原告代理人によると、同様の手口で現金が盗まれた訴訟で、ゴルフ場の管理責任を認めた判決は全国初という。

判決などによると、医師は2003年8月、同社が経営する同県大仙市のゴルフ場でプレーするため、キャッシュカードなどが入った財布を貴重品ロッカーに預けた。しかし、このロッカーには3人組の男が暗証番号入力器のカバー内側に小型無線カメラを仕掛けており、男らは離れた場所から入力された暗証番号を読み取り、ロッカーを開けて財布を盗み、キャッシュカードを使って現金約562万円を引き出した。医師はカードと同じ番号をロッカーの暗証番号として入力していた。

判決では、犯人が事前に盗みに入りやすいゴルフ場を下調べしていたと指摘、「警備が通常取られるべき水準に達していなかった」としたが、カードと同じ暗証番号を使った医師側にも責任があるとした。

管理会社側は「ゴルフ場が完全に防ぐのは難しく、厳しい判決。控訴する可能性が高い」としている。
(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050414-00000515-yom-soci

2005年04月14日

暗証番号「誕生日」でも救済可能=偽造カード被害で−全銀協会長

全国銀行協会の西川善文会長(三井住友銀行頭取)は14日の定例記者会見で、偽造キャッシュカードによる不正引き出し被害の補償について、「暗証番号が生年月日ということだけで預金者に責任があるとは言えない」と述べた。

金融機関が「外部から容易に推察できる」と注意喚起している誕生日や電話番号を暗証番号に使用した場合でも、被害補償は可能との見解を改めて示した。
(時事通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050414-00000021-jij-bus_all

2005年04月12日

盗難通帳、定期解約した銀行に返還命令 東京地裁

預金通帳の盗難にあったさいたま市の男性が、盗難グループによる定期預金解約に住友信託銀行などが応じたのは注意義務違反として、解約分の返還を求めた訴訟の判決が11日、東京地裁であった。鬼沢友直裁判長は「(盗難グループが)息子と名乗ったのをうのみにして十分な確認を怠った」として同行に1500万円余を支払うよう命じた。

判決によると、男性は自宅から預金通帳を盗まれ、02年5月、同行の定期預金1500万円余と別の銀行の定期預金2200万円を盗難グループに解約された。同行での解約の際には盗難グループの一人が原告の息子と名乗り、別の銀行では別人が原告本人になりすました。

鬼沢裁判長は同行について「本人以外による満期前の解約で、身分証明書を提示させるなどすべきだった」と判断。別の銀行については「(解約した別人の)外見上の年齢が原告と一致し、偽造とみられる運転免許まで示され、見破るのは難しい」などとして請求を退けた。

(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050411-00000120-mai-soci


anzenbanks at 22:25|この記事のURLComments(0)TrackBack(1)関東 

イーバンク銀行、ATMからの出金を制限するスキミング対策サービス

f42202e5.jpgイーバンク銀行は10日、カード磁気情報を不正にコピーして預金を引き出すスキミング対策として、「ATM出金制限サービス」を開始した。利用者はPCおよび携帯電話から設定を行なうことで、出金できる時間帯や地域を制限することが可能になる。

ATM出金制限サービスでは、出金時間帯を1時間単位で設定する機能や、ATMから1日あたりに出金できる金額を1,000円単位で300万円を上限として設定する機能を提供。また、出金できる郵便局のATMを都道府県単位で最大5カ所まで選択可能とする地域限定機能、郵便局・アイワイバンク銀行のどちらか一方または両方を出金用ATMとして指定する機能を利用できる。

設定範囲外でのATM操作が行なわれたり誤った暗証番号が入力されるなどの不正操作が認められた場合には、即時にイーバンク銀行からメールで通知される。

このほか、4月下旬からはフィッシング対策として、口座を利用できるPC環境を制限する「個人向けIPアドレスの制限サービス」を提供する予定だ。なお、同社ではATMからの出金を必要に応じてPCおよび携帯電話からロックしたり解除する「ATM出金ロック機能」サービスを2月に開始している。

また、同社のインターネットバンキング上での不正利用による被害に対して1口座あたり年間300万円まで補償する「預金口座不正利用保険」、キャッシュカードの紛失・盗難による被害に対して1口座あたり100万円まで補償する「キャッシュカード盗難保険」を、全ての個人口座に無料で提供。現在のところ、スキミングおよびフィッシングによる被害を補償する保険は用意されていないが、同社では「保険で補えない代わりに、今回のATM出金制限サービスを実施したが、今後、補償の対象とすることも検討している」という。

http://www.ebank.co.jp/kojin/news/important/information_053.html


利用者の名前や口座番号の入ったATM監査テープが風でとばされ紛失

8日午前10時ごろ、仙台市内の郵便局のビル内出張所前で、ATM(現金自動受払機)利用者の個人情報を記録した監査テープ約130人分が、突風で吹き飛ばされた。テープには5〜8日に同ATMを利用した客の名前や貯金残高などが記されており、テープの交換作業を請け負っている警備保障会社の社員が約40人分を回収したが、91人分が見つかっていない。


日本郵政公社東北支社によると、警備保障会社社員はテープを入れたファスナー式のショルダーバッグを手に車に乗り込もうとしたところ、バッグの口が完全に閉まっていなかったため、テープが飛ばされた。40人態勢で日没まで探し、木の枝などに引っかかっていたものを回収した。

テープは幅約7センチ。ATMに内蔵された利用者の控えで、 ロール状に巻かれた薄い紙に、利用者の名前と口座番号、利用時間、取引内容、貯金残高が数字とカタカナで記録されている。 ミシン目は入っておらず、突風で引きちぎれ、バラバラになったとみられる。
毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050408-00000166-mai-soci

2005年04月10日

新銀行東京、ネットバンキングに NTT Com の「セーフティパス」

セーフティパス」

株式会社新銀行東京 と NTTコミュニケーションズ株式会社 (NTT Com)は2005年4月6日、NTT Com の IC カード認証・決済プラットフォーム「 セーフティパス 」を活用した、新銀行東京インターネットバンキングサービスを5月9日より開始する、と発表した。

新銀行東京は、インターネットバンキングの本人認証方式として、契約者番号とパスワードで本人確認を行う「パスワード方式」と、IC カードとパスワードにより本人確認を行うセーフティパス方式を提供する。

このうちセーフティパス方式は、新銀行東京の IC キャッシュカードを IC カードリーダーに挿入して本人認証を行う方式で、ATM 並みの利便性を保ちながら、高セキュリティのインターネットバンキングを実現する。

新銀行東京の発行する IC キャッシュカードにはセーフティパス機能があらかじめ搭載されているため、申し込みをすれば全ての IC キャッシュカードで、セーフティパス方式によるインターネットバンキングサービスが利用できる。

なお、セーフティパス方式を選択するユーザーは、新銀行東京のインターネットバンキングだけでなく、電子マネー「 ちょコム 」など、NTT Com のセーフティパスの各メニューも利用可能だ。

料金はセーフティパス方式を利用する場合、セーフティパス年会費として700円(総額、1年目無料)が必要となる。また、インターネットバンキング利用の際に必要となる IC カードリーダーは、NTT Com より無償貸与される。

新銀行東京のインターネットバンキングサービスの開始時期は5月9日だが、利用申し込みについては、4月より総合口座開設の申し込みとあわせて開始する。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050406-00000023-inet-sci

市販の「生カード」、偽造グループが悪用

今年1月に警視庁が摘発したキャッシュカード偽造事件で、犯行グループは、インターネットで大量に購入した「生カード」と呼ばれる市販のカードに、他人のキャッシュカードから読み取った口座番号などのデータを転写して、現金自動預け払い機(ATM)から預金を引き出していた。

銀行名や口座名義人などが印刷・印字されていない真っさらの生カードは、銀行の窓口では使えないが、ATMではチェックされない点が悪用された。キャッシュカードの“欠点”が改めて浮き彫りになった。

プラスチック板に、磁気テープをはり付けただけの生カードは、キャッシュカードのほか、レンタルビデオ店の会員証、一般企業の社員証などに使われる一方で、偽造キャッシュカードの原板として悪用されていると指摘されていた。しかし、その実態が、摘発された事件の中で裏付けられたのは初めて。

被告らは昨年9月と10月の2回、大阪市のコンピューター機器開発会社から、インターネットを通じて、計520枚の生カードを購入。ゴルフ場の貴重品ロッカーから盗んだキャッシュカードをスキミング(データの読み取り)し、そのデータを生カードに転写して偽造カードを作製し、次々と預金を引き出していた。

被告らは一昨年夏ごろから、知人の中国人に誘われ、中国人キャッシュカード偽造グループの犯行に加担していた。この中国人グループは、飲食店などで盗んだ盗難カードに、藤原被告らがスキミングで得たデータを上書きして預金を引き出していたという。

しかし、中国人グループが昨年7月に突然、姿を消したため、藤原被告らは自分たちだけで犯行を継続するため、生カードの使用を思い付いたとみられる。

被告らが生カードを購入した会社は、約3年前から生カードのネット販売を始めていた。100枚セットで1万2600円で販売しており、カードの磁気データを読み取る「カードリーダー」や、データを転写する「カードライター」などの周辺機器の製造・販売も行っている。

生カードの販売そのものは違法ではなく、同社は読売新聞の取材に対し、「社員証を作る企業などに販売してきた。まさか悪用されるとは思わなかった」と話しているが、販売先や使途については事実上、ノーチェックだった。

クレジットカードは、商品購入や飲食費支払いの際、店員にカードを提示しなければならないが、キャッシュカードの場合、生カードでも磁気テープ部分にデータが入力されていれば、ATMから預金引き出しが可能。ATM内部には使用されたカードを映像で保存する機能が付いているが、引き下ろし段階で生カードを排除するのは、技術的に困難という。

このため、大手都銀などは偽造防止のため、キャッシュカードに集積回路(IC)を組み込むICカード化を進めている。しかし、銀行関係者によると、ICカードに対応できるATMはまだ少なく、普及には時間がかかるのが実情だ。

(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050406-00000108-yom-soci
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