2007年02月
2007年02月22日
簡保支払いミス、新たに約6万3千件発表 最大15万件に
日本郵政公社は22日、簡易保険の契約者に対する配当金や年金などの支払いミスが新たに約6万3100件分かったと発表した。配当金を計算するプログラムミスが原因。同様の支払いミスは昨年7月以降相次いで判明しており、今回分を含めて支払いミスは最大で約15万2200件に上る見通し。
2月22日 毎日新聞
顧客情報19万人分を紛失、CDを誤廃棄か−西中国信金
西中国信用金庫(山口県下関市)は22日、約19万人分の顧客情報が記録された本部所有のCD−ROM1枚を紛失したと発表した。外部流出や持ち出しの形跡はなく、誤って廃棄した可能性が極めて高いとしている。
記録されていたのは、昨年11月時点で旧下関信用金庫の口座を保有していた顧客の名前、生年月日、住所、電話番号など。同信金を通じて為替取引をした顧客名や金額、口座番号なども入っていたという。
2月22日 時事通信
顧客信用情報、消費者金融「ディック」から流出
米シティグループ傘下でディックのブランド名で消費者金融事業を全国展開するCFJが、信用情報機関のジャパンデータバンク(JDB)から得た顧客の信用情報を第三者に流出させていたことが22日分かった。JDBはCFJを一時利用停止処分としたが、CFJは顧客への説明や処分の公表をしていなかった。金融庁は貸金業規制法の報告命令も視野にCFJに詳しい事情を聴く方針だ。
関係者によると、CFJは06年中ごろ、保有する貸し出し債権を東京都の貸金業者「クリバース」に売却した際、JDBとの契約で他社への譲渡が禁じられている顧客の借り入れや返済状況などを記載した信用情報を一緒に譲渡した。後で違反に気づいて信用情報を譲渡先から回収したが、顧客には説明しなかった。
2月22日 毎日新聞
2007年02月09日
無人ATMにスキミング機器、千葉興業銀行
千葉興業銀行は9日、千葉県柏市のスーパーに設置された同行の無人現金自動預払機に、キャッシュカードの磁気情報を読み取るスキミング機器が設置されていたと発表した。預金の引き出しなどの被害はないという。
2月9日 時事通信
佐賀信金職員、1200万円横領、顧客から集め入金せず懲戒解雇
佐賀信用金庫は9日、支店の男性職員が顧客から集めた預金計1233万円を横領していたと発表した。同信金は7日付で職員を懲戒解雇した。職員は横領した金を全額返済しており、同信金は告訴はしない方針。
2月9日 時事通信
2007年02月06日
農協職員が6100万円横領、顧客の定期貯金を無断解約
岩手中央農協は6日、盛岡市内の支所に勤務していた男性主任が顧客の定期貯金を勝手に解約するなどして、計約6100万円を横領していたと発表した。弁護士と相談し、刑事告訴するか検討している。
横領した金は遊興費や借金の返済などに充てていたという。
2月6日 時事通信
2007年02月03日
郵便局員が保険料着服、業務上横領で逮捕−長野
顧客から預かった保険料を着服したとして、日本郵政公社長野監査室は2日までに、業務上横領容疑で、長野県の郵便局員を逮捕した。
容疑者は女性から集金を頼まれ、女性の勤務先で保険料約114万5000円を受け取ったが、入金処理せずに着服した疑い。
2月2日 時事通信
2007年02月01日
払い戻し過失、5800万円返還命令 山梨・みずほ銀敗訴
元山梨県弁護士会長による債権者への配当金横領事件に関し、裁判所の許可がないのに払い戻しに応じた金融機関にも責任があるとして、後任の破産管財人2人が、みずほ銀行に約1億1900万円の返還を求めた訴訟の判決が31日、甲府地裁であった。裁判官は「無過失とは言えない」として約5800万円の返還を命じた。
1月31日 毎日新聞
生保各社に不払い調査命令へ、金融庁方針
金融庁は1日、生命保険各社に対し、保険金不払いの実態について調査し、報告するよう命じる方針を固めた。大手各社は既に自主調査に乗り出しているが、調査が不完全に終わるのを防ぐため、特約を含む保険金支払い状況について実態を把握し、契約者への支払いを促すことにしたとみられる。
この問題では第一生命保険が1月16日、三大疾病特約で500件の未払いがあったと発表している。
2月1日 時事通信