2012年05月

2012年05月11日

簡保に「休眠」454億円支払い義務、時効で消える―検査院

郵政民営化で発足した郵便貯金・簡易生命保険管理機構について会計検査院が調査したところ、簡易保険金計約454億円の支払い義務が時効で消滅していたことが分かった。郵便貯金では、預金者の権利が失われた「権利消滅金」が約316億円あり、検査院は11日、このうち計約607億円は機構で保有する必要性が乏しいとして、機構を所管する総務省に対し、国庫に納付させるよう求めた。

政府は、金融機関で10年以上、取引のない国民の「休眠預金」を東日本大震災の被災地支援などに活用することを検討しているが、本来なら受取人に支払われる簡保の「休眠」資産の国庫納付は、政府の議論に影響を与える可能性もある。
機構は、旧日本郵政公社が解散した2007年10月に発足し、民営化前に契約した簡保や、預かった郵便貯金を管理している。 

時事通信 5月11日
anzenbanks at 21:32|この記事のURL郵政 

2012年05月08日

架空保険販売で1億円詐取=神戸の代理店主が―日本興亜損保

日本興亜損害保険は8日、同社が業務を委託していた神戸市の損害保険代理店の男性店主(57)が架空の保険商品を販売し、24人の顧客から保険料約1億円をだまし取っていたことが分かったと発表した。同社は、問い合わせ窓口を設置するとともに、刑事告発も検討する。

日本興亜によると、店主は2002年4月に開業。同年6月から架空の積み立て型傷害保険を販売していたとされる。店主は事実関係を認め、「(金は)ほかの事業の失敗の穴埋めに使った」と話しているという。

兵庫県内の女性が今月1日、契約した保険の証書が届かないと問い合わせたことで、店主が金をだまし取っていたことが発覚。代理店は同日付で廃止した。

 
時事通信 5月8日
anzenbanks at 20:31|この記事のURL損害保険 

2012年05月03日

元支店長に懲役4年=百十四銀行不正融資―大阪地裁

百十四銀行九条支店(大阪市)の不正融資事件で、特別背任罪に問われた元支店長、元暴力団組員両被告の判決が1日、大阪地裁であった。裁判長は「銀行に9億4800万円もの損害を与えた責任は重い」として、元支店長の被告に懲役4年(求刑懲役6年)、元組員の被告に同3年6月(同5年)を言い渡した。

元支店長の被告は2007〜08年、回収の見込みがないのに被告側に無担保で約9億4800万円を貸し付け、銀行に同額の損害を与えた。百十四銀行の話 厳粛に受け止め、二度と起こらないよう全力で取り組む。 

時事通信 5月1日
anzenbanks at 08:04|この記事のURL関西 
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