2013年04月

2013年04月26日

りそな銀行、印紙3年間貼り忘れ7500万円税漏れ

りそな銀行(大阪市中央区)が大阪国税局の税務調査を受け、12年までの約3年間で、印紙税約7500万円の納付漏れを指摘されていたことが分かった。書類約30万枚について、必要な収入印紙の貼り忘れがあったという。印紙税法に基づく過怠税を含めた追徴税額は約8200万円とみられ、同行は全額を納付する方針。

同行は09年までの約3年間についても、同様のミスなどで印紙税約2億5000万円分の納付漏れを国税局に指摘されている。

印紙税は、高額の領収書、手形、契約書など、財産権の移り変わりを証明する書面の作成者が収入印紙を貼って納める。納付漏れがあると、悪質な場合などは税額の3倍、貼り忘れなどの「うっかりミス」でも1.1倍の過怠税が課せられる。

関係者によると、同行では、顧客から現金や手形を受け取った際、行員が受取金額を記して顧客に渡す「受取書」などに、収入印紙を貼り忘れていた。貼り忘れがないよう行員らに指導していたが、一部の支店での不徹底や、貼る必要がないと誤って判断したケースがあったとみられる。

毎日新聞 2013年4月26日
anzenbanks at 06:47|この記事のURLニュース 
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