2005年09月14日
盗難通帳被害額返還訴訟 百五銀行、160万円で和解
盗まれた預金通帳から現金400万円を引き出されたのは、預金先の百五銀行(本店 津市)が、写真付きの身分証明書の提示など本人確認を怠ったのが原因として、松阪市内の女性が同銀行を相手取って津地裁に被害額の返還を求めた訴訟で、13日までに同銀行が、約160万円を支払うことで和解が成立していたことが分かった。
訴状などによると、女性は03年に空き巣の被害に遭い通帳や印鑑を盗まれ、同銀行の支店窓口から定期預金400万円を引き下ろされた。女性側は、印鑑を照合しただけで払い戻しに応じた銀行側の過失を主張。銀行側は「健康保険証で身分確認をした」などと反論していた。
和解内容は、銀行側が女性に約160万円を支払い、女性側はその他の請求を取り下げるとなっている。和解について百五銀行は「個別のケースは答えられない」と話している。
9月14日朝刊(毎日新聞)
訴状などによると、女性は03年に空き巣の被害に遭い通帳や印鑑を盗まれ、同銀行の支店窓口から定期預金400万円を引き下ろされた。女性側は、印鑑を照合しただけで払い戻しに応じた銀行側の過失を主張。銀行側は「健康保険証で身分確認をした」などと反論していた。
和解内容は、銀行側が女性に約160万円を支払い、女性側はその他の請求を取り下げるとなっている。和解について百五銀行は「個別のケースは答えられない」と話している。
9月14日朝刊(毎日新聞)