2005年09月27日
生体認証ATM稼働 県信組と諏訪信金、全国初
長野県信用組合(長野市)と諏訪信用金庫(岡谷市)は26日、偽造キャッシュカードの被害防止対策として、手のひらの静脈パターンで本人確認をする生体認証型のATM(現金自動預払機)をそれぞれ導入した。県内の金融機関では初の取り組みで、ともに全国の信用組合、信用金庫で初めてという。
長野県信組は無料で、諏訪信金は1050円の手数料で、ICカードを希望者に発行。ICカードに本人の静脈パターンを事前に登録して使用する。預金引き出しなどの際は、ATMの画面横に取り付けた装置に手のひらをかざし、ICカードの登録データと照合する。
本支店の窓口ではこの日から、手のひらの静脈パターンのICカードへの登録を始め、初日は約370人が済ませた。長野市の本店で静脈パターンを登録した女性客は「より安全性が高いと思い、新しいカードを申し込みました」と話していた。
諏訪信金は、諏訪郡下諏訪町の下諏訪、湖浜両支店に専用ATMを1台ずつ設置。来年3月までに全24本支店に拡大し、その後は店舗外ATMにも広げる計画だ。
信濃毎日新聞
長野県信組は無料で、諏訪信金は1050円の手数料で、ICカードを希望者に発行。ICカードに本人の静脈パターンを事前に登録して使用する。預金引き出しなどの際は、ATMの画面横に取り付けた装置に手のひらをかざし、ICカードの登録データと照合する。
本支店の窓口ではこの日から、手のひらの静脈パターンのICカードへの登録を始め、初日は約370人が済ませた。長野市の本店で静脈パターンを登録した女性客は「より安全性が高いと思い、新しいカードを申し込みました」と話していた。
諏訪信金は、諏訪郡下諏訪町の下諏訪、湖浜両支店に専用ATMを1台ずつ設置。来年3月までに全24本支店に拡大し、その後は店舗外ATMにも広げる計画だ。
信濃毎日新聞