2005年10月01日

群馬銀、キャッシュカード問題、生体認証導入へ

群馬銀行(本店・前橋市)は28日、キャッシュカードの偽造や盗難による不正使用防止策として、ATM(現金自動受払機)に手のひらの静脈で個人を識別する生体認証システムを来年9月から導入すると発表した。同時に、記憶容量が大きく偽造が困難なICキャッシュカードを発行する。現在の磁気カードのまま利用するかICカードに切り替えるかは利用者が選べるという。

生体認証システムは、暗証番号に代え個々人で異なる身体的特徴を利用して本人確認をする。ICチップに手のひらの静脈の特徴を記憶させ、ATMの読み取り機で照合し、本人かどうか確認する。東京三菱銀行、広島銀行などで実施されている。

群馬銀行によると、現段階ではシステムに互換性がないため、生体認証付きICカードに切り替えた場合、他の金融機関のATMから預金を引き出すことはできなくなる。同銀行は「利便性と安全性の両立は難しい。今後、他の金融機関などの導入進展を参考にしながら検討したい」としている。
(毎日新聞)

通帳、印鑑の盗難被害に関するリンク集


キャッシュカードのトラブル、盗難被害や偽造事件


現金自動支払機(ATM)に関連した犯罪、トラブル


個人情報保護法と情報漏洩-安全関連リンク集



anzenbanks at 06:57│Comments(0)TrackBack(1)関東 | ニュース

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1. 生体(手のひら静脈)認証機能付きキャッシュカード  [ いちころの生活 ]   2005年11月09日 17:53
銀行のキャッシュカードを 生体認証機能付きのカードに変更してきました。 いちころは新しい技術が大好きなのです。 とりあえず、飛びついてみました。 手のひらをかざして、手のひらの静脈パターンで 本人確認するという機能です。 手のひらの静脈パターンは、万....

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