2005年10月13日
保険金支払い漏れ放置か 東京海上、調査せず
損保最大手の東京海上日動火災保険が、2001年に自動車保険の補償の一部で支払い漏れの可能性を把握しながら、支払い漏れがあったかどうかの調査をせず、公表もしていなかったことが9日、明らかになった。
損害保険金の支払い漏れは、過去3年間で業界で保険・共済合わせて計約20万件、約70億円。東京海上日動だけでも約1万8000件、約10億円ある。01年時点で支払い漏れに対し適切に対応していれば、支払い漏れを防げた可能性もある。
東京海上日動によると、旧東京海上火災保険で2001年に実施された支払いの社内調査で、自動車保険のうち、対人賠償臨時費用保険金と人身傷害臨時費用保険金の2つの補償について、支払い漏れの可能性があることが分かったという。実際に支払い漏れがあったかどうかの詰めの調査は行わなかった。
(共同通信)
損害保険金の支払い漏れは、過去3年間で業界で保険・共済合わせて計約20万件、約70億円。東京海上日動だけでも約1万8000件、約10億円ある。01年時点で支払い漏れに対し適切に対応していれば、支払い漏れを防げた可能性もある。
東京海上日動によると、旧東京海上火災保険で2001年に実施された支払いの社内調査で、自動車保険のうち、対人賠償臨時費用保険金と人身傷害臨時費用保険金の2つの補償について、支払い漏れの可能性があることが分かったという。実際に支払い漏れがあったかどうかの詰めの調査は行わなかった。
(共同通信)