2005年11月10日
企業口座から現金移し詐取 スパイウエアでID入手
不正に入手した企業のインターネット決済用のID、パスワードを使い、約21万円を勝手に自分の口座に移したとして、警視庁ハイテク犯罪対策総合センターは10日までに、不正アクセス禁止法違反と電子計算機使用詐欺の疑いで、千葉県の男を逮捕した。
容疑者はパソコン内の情報を収集するソフト「スパイウエア」を使用。被害総額は計10社、総額1140万円に上るとみられ、警視庁はネット決済を利用する企業にCD−ROMが送りつけられ、第三者の口座に現金が振り込まれた事件との関連も調べる。
調べでは、容疑者は6月下旬、ジャパンネット銀行に口座を持つ川崎市の貴金属販売会社にスパイウエアをメールで送り付け、IDやパスワードを不正に入手。7月1日に同社の口座から約21万円を自分の口座に送金した疑い。
(共同通信)
容疑者はパソコン内の情報を収集するソフト「スパイウエア」を使用。被害総額は計10社、総額1140万円に上るとみられ、警視庁はネット決済を利用する企業にCD−ROMが送りつけられ、第三者の口座に現金が振り込まれた事件との関連も調べる。
調べでは、容疑者は6月下旬、ジャパンネット銀行に口座を持つ川崎市の貴金属販売会社にスパイウエアをメールで送り付け、IDやパスワードを不正に入手。7月1日に同社の口座から約21万円を自分の口座に送金した疑い。
(共同通信)