2006年01月13日
生体認証システム、万全でない、IT犯罪対策を協議−日銀・金融界
日銀は13日、都内に全国の銀行、信用金庫の関係者を集めて、巧妙化するIT(情報技術)犯罪の傾向と対策を協議した。偽造キャッシュカードによる預金の不正引き出し被害を受け、指先や手のひら静脈で本人確認する生体認証システムが普及し始めたが、日銀は「それだけでは万全ではない」と強調。金融機関に対し、経営体力と顧客利便性のバランスを見ながら、システム保全策をより実効性があるものとするよう呼び掛けた。
同日のセミナーでは、現金自動預払機(ATM)の生体認証装置に、指型にくりぬいた大根を登録する実験で、大根の内部の繊維を静脈と認識したことが示された。このため、同装置が指先などを人体の一部として正確に検知するには、機能の拡充が必要と指摘された。偽造が困難なICカードの導入が進む一方で、日銀は、不正引き出しの要因の1つとされる「磁気方式」の廃止などの共通課題に金融界全体として取り組むよう訴えた。
(時事通信)2006/01/13
同日のセミナーでは、現金自動預払機(ATM)の生体認証装置に、指型にくりぬいた大根を登録する実験で、大根の内部の繊維を静脈と認識したことが示された。このため、同装置が指先などを人体の一部として正確に検知するには、機能の拡充が必要と指摘された。偽造が困難なICカードの導入が進む一方で、日銀は、不正引き出しの要因の1つとされる「磁気方式」の廃止などの共通課題に金融界全体として取り組むよう訴えた。
(時事通信)2006/01/13