2006年07月15日
保険金不払い、金融庁が損保全社に報告命令、第三分野
金融庁は14日、国内の損害保険会社48社すべてに対し、今年6月までの過去5年に起きた医療保険などの保険金不払いの実態を10月末までに報告するよう命じた。
損保大手の三井住友海上火災保険で、医療保険の保険金不払いが大量に発覚したことを受けた措置だ。
金融庁は昨年、自動車事故の見舞金などで大量の不払いが見つかった際に一斉報告を命じたところ、計26社で不払いが見つかった。これが、今年5月以降の損害保険ジャパンや三井住友海上への業務停止につながった前例もあり、今回も報告の内容次第では、損保業界に厳しい行政処分が出される可能性が出てきた。
今回の報告対象は、入院費用などを補償する医療保険やがん保険、介護保険など第三分野と呼ばれる保険商品だ。不払いの件数や金額、発覚後の顧客対応などについて報告を求めた。
(読売新聞) 7月15日
損保大手の三井住友海上火災保険で、医療保険の保険金不払いが大量に発覚したことを受けた措置だ。
金融庁は昨年、自動車事故の見舞金などで大量の不払いが見つかった際に一斉報告を命じたところ、計26社で不払いが見つかった。これが、今年5月以降の損害保険ジャパンや三井住友海上への業務停止につながった前例もあり、今回も報告の内容次第では、損保業界に厳しい行政処分が出される可能性が出てきた。
今回の報告対象は、入院費用などを補償する医療保険やがん保険、介護保険など第三分野と呼ばれる保険商品だ。不払いの件数や金額、発覚後の顧客対応などについて報告を求めた。
(読売新聞) 7月15日