2007年03月18日
千葉銀行 行員4人が預金1億7千万円着服と発表
地銀大手の千葉銀行は16日、行員4人が顧客の預金など総額約1億7000万円を着服していたと発表した。関東財務局は同日、同行に業務改善命令を出した。
頭取らによると、最大額は40代の元男性行員が02年11月から06年6月の間に着服した約1億5500万円。在籍した県内3店舗で法人など15の取引先、34件の融資金などに絡み、顧客に有利な運用を持ちかけて、だまし取るなどしていた。
着服を繰り返して被害者の口座の穴埋めをしており、実質的な被害額は約4000万円。着服した金は住宅ローン返済などに充てたという。同行は、この元行員を06年8月に懲戒解雇し、同10月に千葉県警に業務上横領の疑いで告訴した。
3月17日 毎日新聞
anzenbanks at 08:07│関東