2009年08月01日

肥後銀行 預金不正引き出し多発 カード偽造 17口座700万円被害

熊本県警は29日、肥後銀行(本店熊本市)の偽造キャッシュカードを使い、現金自動預払機から勝手に個人の預金が引き出される被害が多発している、と発表した。同行によると、被害は確認されただけで17人(17口座)、約700万円。佐賀、山口、広島の3県と大阪府で引き出された。熊本県警は、何者かが口座のデータを不正に入手し現金を盗んだとみて、窃盗容疑で捜査を始めた。

同行によると、確認できた被害は6月13日から7月27日にかけて。17口座のうち14口座は大阪府で引き出された。1回から複数回に分け、10万9000円から180万円が引き出された。ほとんどでコンビニエンスストアのATMが使われていた。

同行の磁気方式のカードは
1暗証番号
2口座番号
3銀行独自の磁気コード
の3種類の情報が入力されている。県警は、何らかの方法でこれらのデータを入手し、キャッシュカードが偽造された疑いを強め、窃盗容疑のほか支払用カード電磁的記録不正作出の容疑でも捜査している。

2009/07/30付 西日本新聞朝刊

anzenbanks at 08:45│九州 
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