2009年10月29日

アリコ情報流出、新たな不正利用相次ぐ

外資系生命保険大手、アリコジャパンの契約者のクレジットカード情報が大量流出した問題で、新たに加入者のカードを不正利用するケースが相次いでいることが29日、分かった。アリコは「当社から流出した可能性は否定できない」とし、カード会社と協力して調査を進めている。

アリコの情報漏れは7月に発覚。同社は9月、システム開発の委託先業者から約1万8000人の顧客情報が流出、一部が不正利用されていたとの調査結果を発表し、対象者に1万円の商品券を送るなどして謝罪した。

今回、不正利用が分かったのはその1万8000人以外の契約者。10月に入ってカード会社から、保険契約者のカードで不正利用が起きているとの照会があり、判明した。アリコから新たな情報漏れが発生したのか、別の経路で加入者のカード情報が漏れたのかは不明で、現在同社で調査を進めている。

10月29日 毎日新聞
anzenbanks at 19:19│損害保険 
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