2010年09月06日

京都信金職員、顧客の金2.7億円不正流用

京都信用金庫の男性職員が、顧客から預かっていた金を着服するなど不正流用したとして、8月末に懲戒解雇されていたことが6日、わかった。流用額は、累計で約2億7千万円に上るという。京都信金は近畿財務局に報告し、刑事告訴も検討している。

京都信金によると、不正流用は、元職員が栗東支店で支店長代理として勤務していた平成16〜22年の間に主に行われていたほか、11年4月〜14年9月に西賀茂、14年10月〜15年4月に堅田の2支店で営業担当として勤務していたときにも行われていたという。流用額は、累計で23顧客に対し2億7383万円に上り、元職員が着服していたのは約5500万円になる。

元職員は、顧客から預かった金を着服したり、京都信金を通さずに別の顧客に個人的に融資していた。着服していた金を「借金の返済にあてた」などと話しているという。

産経新聞 9月6日
anzenbanks at 20:55│関西 
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