2013年09月21日

十六銀行、26歳行員、顧客から294万円分詐取

十六銀行(岐阜市)は20日、名古屋市天白区の天白支店に勤務していた男性行員が、顧客から294万円分の小切手をだまし取っていたと発表した。

同行によると、行員は1〜7月、7回にわたり顧客に「岐阜銀行との合併で事務手続きが変更になった」とうそをついて小切手に署名と押印をさせ、294万円分を換金してだまし取ったという。

行員は別の顧客に融資の返済額を減らすよう依頼されたことを放置し、それが発覚しないように、だまし取った金のうち261万円をこの顧客の融資の返済に充てていた。残りの33万円は旅行や飲食代金として個人的に使い込んでいた。

7月に行内調査で発覚。同行は8月8日付で行員を懲戒解雇処分にした。行員の親族が全額弁済したため、刑事告訴は見送った。

毎日新聞 2013年9月20日
anzenbanks at 08:21│中部 
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