2017年02月17日

佐賀銀行多額窃盗、元行員を追起訴 窃盗と建造物侵入

福岡市城南区の佐賀銀行干隈支店で昨年10月、現金5430万円を盗んだとして、福岡地検は14日、同市中央区の元同行員(42)=窃盗罪などで公判中=を窃盗と建造物侵入の罪で追起訴した。既に同支店の鍵を盗んだ窃盗罪などで起訴されているが、現金盗にも関与したと判断した。現金盗で立件されたのは被告が初めてで、他にも関与した人物が複数いるとみて調べている。

起訴状などによると、被告は氏名不詳者と共謀して昨年10月6日午後10時35分ごろ、同支店の職員専用出入り口の鍵を外して侵入し、現金保管庫から5430万円を盗んだとされる。保管庫はバールのようなものでこじ開けられていた。

被告は同日午後10時ごろ、同市中央区の同僚宅に侵入し、同支店の鍵やセキュリティーカードなどを盗んだとして窃盗罪などに問われ、初公判で起訴内容を認めた。また、昨年8月に同行箱崎支店(同市東区)に男が金庫破りのために侵入するのを手助けしたとして建造物侵入ほう助罪でも追起訴された。


毎日新聞 2017/2/15

anzenbanks at 19:21│九州 
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