事件事故
2006年01月26日
ビジネスローン詐欺、3人逮捕、偽決算書で被害1億円超
偽造した決算書や他人の戸籍を使い、旧UFJ銀行(現三菱東京UFJ銀行)からビジネスローンの融資名目で5000万円をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は26日までに、詐欺容疑で東京都中野区の無職の容疑者ら3人を逮捕した。主犯格の男が逃走しており、同課が行方を追っている。
容疑者は「2004年から、同様の手口で三井住友銀行や地銀からも計約6500万円をだまし取った」と供述しており、同課は被害が1億円を超えるとみて余罪を追及する。
(時事通信)1月26日
容疑者は「2004年から、同様の手口で三井住友銀行や地銀からも計約6500万円をだまし取った」と供述しており、同課は被害が1億円を超えるとみて余罪を追及する。
(時事通信)1月26日
2006年01月25日
顧客情報3万7500件、りそな銀行が紛失
りそな銀行は24日、3万7571件分の顧客の住所や氏名などの個人情報を紛失したと発表した。
紛失したのは、2000年4月から2003年11月にかけて、吉祥寺中央支店(東京)や三宮支店(兵庫)など6支店で取り扱った手形や小切手、領収書の分で、画像データを記録した小型フィルムや光磁気ディスク(MO)を誤って廃棄したとみられる。外部流出の可能性は低いという。
吉祥寺中央支店で05年12月に、過去の手形のデータの紛失が発覚し、全国の支店に拡大して調査していた。
(読売新聞) 1月25日
紛失したのは、2000年4月から2003年11月にかけて、吉祥寺中央支店(東京)や三宮支店(兵庫)など6支店で取り扱った手形や小切手、領収書の分で、画像データを記録した小型フィルムや光磁気ディスク(MO)を誤って廃棄したとみられる。外部流出の可能性は低いという。
吉祥寺中央支店で05年12月に、過去の手形のデータの紛失が発覚し、全国の支店に拡大して調査していた。
(読売新聞) 1月25日
2006年01月13日
生体認証システム、万全でない、IT犯罪対策を協議−日銀・金融界
日銀は13日、都内に全国の銀行、信用金庫の関係者を集めて、巧妙化するIT(情報技術)犯罪の傾向と対策を協議した。偽造キャッシュカードによる預金の不正引き出し被害を受け、指先や手のひら静脈で本人確認する生体認証システムが普及し始めたが、日銀は「それだけでは万全ではない」と強調。金融機関に対し、経営体力と顧客利便性のバランスを見ながら、システム保全策をより実効性があるものとするよう呼び掛けた。
同日のセミナーでは、現金自動預払機(ATM)の生体認証装置に、指型にくりぬいた大根を登録する実験で、大根の内部の繊維を静脈と認識したことが示された。このため、同装置が指先などを人体の一部として正確に検知するには、機能の拡充が必要と指摘された。偽造が困難なICカードの導入が進む一方で、日銀は、不正引き出しの要因の1つとされる「磁気方式」の廃止などの共通課題に金融界全体として取り組むよう訴えた。
(時事通信)2006/01/13
同日のセミナーでは、現金自動預払機(ATM)の生体認証装置に、指型にくりぬいた大根を登録する実験で、大根の内部の繊維を静脈と認識したことが示された。このため、同装置が指先などを人体の一部として正確に検知するには、機能の拡充が必要と指摘された。偽造が困難なICカードの導入が進む一方で、日銀は、不正引き出しの要因の1つとされる「磁気方式」の廃止などの共通課題に金融界全体として取り組むよう訴えた。
(時事通信)2006/01/13
2006年01月07日
盗撮で偽造カード、78万円不正引き出し、十六銀行
十六銀行(岐阜市)は7日、愛知県一宮市内の現金自動預け払い機(ATM)を利用した顧客2人の口座から、偽造カードで現金計78万円が不正に引き出されたと発表した。
ATM真上の天井に接着剤の跡があったことから、カメラのようなものを取り付けてカードの情報を盗撮した可能性が高いとみられ、県警一宮署が窃盗の疑いなどで捜査している。
同行によると、盗撮があったとみられるのは同市今伊勢町のショッピングセンターの駐車場敷地内にあるATM。被害にあった2人はいずれもカードを紛失しておらず、偽造カードで引き出されていたことがわかった。
同行では、カード情報を盗撮された恐れがある顧客に連絡し、利用停止などの措置をとった。さらに、同様のATM88か所に、今月中に監視カメラを取り付けるとともに、顧客に対し情報が盗まれにくい集積回路(IC)チップ入りカードに変更するよう呼びかけている。
(読売新聞)
ATM真上の天井に接着剤の跡があったことから、カメラのようなものを取り付けてカードの情報を盗撮した可能性が高いとみられ、県警一宮署が窃盗の疑いなどで捜査している。
同行によると、盗撮があったとみられるのは同市今伊勢町のショッピングセンターの駐車場敷地内にあるATM。被害にあった2人はいずれもカードを紛失しておらず、偽造カードで引き出されていたことがわかった。
同行では、カード情報を盗撮された恐れがある顧客に連絡し、利用停止などの措置をとった。さらに、同様のATM88か所に、今月中に監視カメラを取り付けるとともに、顧客に対し情報が盗まれにくい集積回路(IC)チップ入りカードに変更するよう呼びかけている。
(読売新聞)
2005年12月31日
不正送金:ネット口座で130万円被害−スルガ銀行
スルガ銀行(本店沼津市)は29日、インターネットバンキング利用の顧客口座から、本人の知らない間に130万円が他行の口座に振り込まれていたことを発表した。不正にパスワードなどが盗まれたもので、同行は沼津署に被害届を出した。
同行によると、今月20日、顧客の男性から「パスワードが入力できない」という問い合わせがあり、調べると、同日に130万円が送金されていた。男性には身に覚えがない送金で、振込先からはすでに全額が引き出されていた。
同行はスパイウエアなどによって、顧客のパソコンからパスワードが盗まれた可能性が高いと説明している。預金者保護のため被害にあった全額を顧客に支払う方針。
(毎日新聞)
同行によると、今月20日、顧客の男性から「パスワードが入力できない」という問い合わせがあり、調べると、同日に130万円が送金されていた。男性には身に覚えがない送金で、振込先からはすでに全額が引き出されていた。
同行はスパイウエアなどによって、顧客のパソコンからパスワードが盗まれた可能性が高いと説明している。預金者保護のため被害にあった全額を顧客に支払う方針。
(毎日新聞)
59件の顧客情報が流出 熊本ファミリー銀行 ファクスを誤送信
熊本ファミリー銀行(熊本市)は三十日、ローンを申し込んだ顧客五十九件分の個人情報が流出した、と発表した。
流出したのは同行山鹿支店(熊本県山鹿市)が取り扱った事業ローンの「保証依頼書」。二十一日に、同支店から東京の保証会社に書類をファクスしたが二十七日になって届いていないことが判明。支店の短縮ダイヤルに登録した保証会社の番号が間違っていたことが分かった。
書類には事業ローンを申し込んだ法人五十件と個人九件の名前と住所、電話番号が記載されていた。誤送信先の番号は市外局番が「092」で始まる福岡市周辺の番号だが、送信先は特定できていないという。
(西日本新聞)
流出したのは同行山鹿支店(熊本県山鹿市)が取り扱った事業ローンの「保証依頼書」。二十一日に、同支店から東京の保証会社に書類をファクスしたが二十七日になって届いていないことが判明。支店の短縮ダイヤルに登録した保証会社の番号が間違っていたことが分かった。
書類には事業ローンを申し込んだ法人五十件と個人九件の名前と住所、電話番号が記載されていた。誤送信先の番号は市外局番が「092」で始まる福岡市周辺の番号だが、送信先は特定できていないという。
(西日本新聞)
UFJ銀偽造カード、盗撮情報「生カード」に転写
UFJ銀行の偽造キャッシュカード使用事件で、犯行グループは、ATM(現金自動預け払い機)コーナーで盗撮した情報を、「生カード」と呼ばれるカードと盗難カードに転写する手口でカードを偽造していたことが、警視庁捜査3課の調べでわかった。
2ルートから偽造用カードを入手した可能性が高く、同課では、大掛かりな組織的グループによる犯行との見方を強めている。
ATMには、使用されたカードを画像で記録する機能がある。記録を同課で分析したところ、東京都内のコンビニエンスストアのATMで12月19、21両日に使用された15枚の偽造カードの大半は、白色のプラスチック板に磁気テープをはり付けただけの生カードが使用されていた。このほか盗難カードも含まれていた。
これら偽造カードには、愛知県半田市や岡崎市などで10月に盗撮された顧客のカード情報が転写されていた。うち2枚については、犯行グループはATMに暗証番号を正確に入力して、残高照会まで行っていた。
生カードは、インターネットなどを通じて広く市販されており、身分証の提示などが求められないケースもある。同課ではカードの入手ルートを詳しく調べるとともに、盗難カードの被害者の特定を進めている。
(読売新聞)
2ルートから偽造用カードを入手した可能性が高く、同課では、大掛かりな組織的グループによる犯行との見方を強めている。
ATMには、使用されたカードを画像で記録する機能がある。記録を同課で分析したところ、東京都内のコンビニエンスストアのATMで12月19、21両日に使用された15枚の偽造カードの大半は、白色のプラスチック板に磁気テープをはり付けただけの生カードが使用されていた。このほか盗難カードも含まれていた。
これら偽造カードには、愛知県半田市や岡崎市などで10月に盗撮された顧客のカード情報が転写されていた。うち2枚については、犯行グループはATMに暗証番号を正確に入力して、残高照会まで行っていた。
生カードは、インターネットなどを通じて広く市販されており、身分証の提示などが求められないケースもある。同課ではカードの入手ルートを詳しく調べるとともに、盗難カードの被害者の特定を進めている。
(読売新聞)
2005年12月23日
UFJ銀のカード偽造、盗撮グループの犯行と断定
UFJ銀行のATM(現金自動預け払い機)で15枚の偽造キャッシュカードが使用された事件で、大半の偽造カードの磁気テープには、カード表面に刻印された口座番号や支店番号などの情報は正確に入力されていた一方、銀行だけが知っている特別な情報は入力されていなかったことが22日、警視庁や愛知県警などの調べでわかった。
警察当局は、偽造カード事件はATM盗撮グループによる犯行とほぼ断定。同グループが偽造カードを使って預金引き出しに動き出したとみて警戒を強めている。
調べによると、東京都内のコンビニエンスストアのATMで19、21日に使用された15枚の偽造カードのうち4枚は、磁気テープの情報が真正カードと一致していたが、残る11枚はATMに使用を拒否されていた。
同行のカードの磁気テープには、口座番号や支店番号などの情報が72ケタの数字で記録されている。
警察当局がATMの使用記録を確認したところ、11枚の偽造カードの大半は、磁気テープに、カード表面に刻印されている口座番号などの数字が正確に入力されていた。一方、カードに刻印されていない4ケタの数字だけが間違っていた。
この4ケタは、銀行が独自に管理している「シークレットナンバー」と呼ばれる数字だったという。
警察当局では、盗撮グループが、小型カメラで盗み見た刻印をもとに偽造したものの、シークレットナンバーを割り出すことができず、間違った数字を磁気テープに入力したため、使用できなかったとみている。
(読売新聞)
警察当局は、偽造カード事件はATM盗撮グループによる犯行とほぼ断定。同グループが偽造カードを使って預金引き出しに動き出したとみて警戒を強めている。
調べによると、東京都内のコンビニエンスストアのATMで19、21日に使用された15枚の偽造カードのうち4枚は、磁気テープの情報が真正カードと一致していたが、残る11枚はATMに使用を拒否されていた。
同行のカードの磁気テープには、口座番号や支店番号などの情報が72ケタの数字で記録されている。
警察当局がATMの使用記録を確認したところ、11枚の偽造カードの大半は、磁気テープに、カード表面に刻印されている口座番号などの数字が正確に入力されていた。一方、カードに刻印されていない4ケタの数字だけが間違っていた。
この4ケタは、銀行が独自に管理している「シークレットナンバー」と呼ばれる数字だったという。
警察当局では、盗撮グループが、小型カメラで盗み見た刻印をもとに偽造したものの、シークレットナンバーを割り出すことができず、間違った数字を磁気テープに入力したため、使用できなかったとみている。
(読売新聞)
2005年12月22日
ATMにカメラ入りの箱、暗証番号盗撮か、埼玉上尾
21日午後5時15分ごろ、埼玉県上尾市、埼玉縣信用金庫の出張所内で、現金自動預け払い機(ATM)前の床に、不審なプラスチック製の箱が置かれているのを警備員が発見した。
通報で駆けつけた上尾署員が調べたところ、ATMには、人の胸の高さで、暗証番号を入力する画面が見える位置に小型カメラが内蔵された薄いプラスチック製の箱がはめ込まれていた。また、床の箱にはアンテナが付いた発信機のようなものが入っていた。
同署は、建造物侵入事件として捜査するとともに、小型カメラで暗証番号が盗撮されていた可能性があるとみて、被害の確認を急いでいる。
(読売新聞)
通報で駆けつけた上尾署員が調べたところ、ATMには、人の胸の高さで、暗証番号を入力する画面が見える位置に小型カメラが内蔵された薄いプラスチック製の箱がはめ込まれていた。また、床の箱にはアンテナが付いた発信機のようなものが入っていた。
同署は、建造物侵入事件として捜査するとともに、小型カメラで暗証番号が盗撮されていた可能性があるとみて、被害の確認を急いでいる。
(読売新聞)