関東

2010年06月12日

日本振興銀行、検査忌避の疑いで捜索、警視庁

中小企業向け融資を手がける日本振興銀行が金融庁の検査を妨害したとして、警視庁は11日、銀行法違反(検査忌避)の疑いで、同行本社など関係先を家宅捜索した。これに先立ち、金融庁は同行と、検査妨害に関与したとされる役職員らを同罪で警視庁に刑事告発した。

捜査関係者や金融庁などによると、役職員らは同庁が昨年6月〜今年3月に実施した検査で、業務上の大量の電子メールを保管先のサーバーから意図的に削除した疑いが持たれている。

削除されたメールには、出資法で定める上限金利(29.2%)を大きく上回る45.7%の金利で貸し出しを行っていたことを示す内容などが記されていたとされ、振興銀の業務実態を把握するのに影響を及ぼしたという。

金融庁は先月、振興銀に法令違反があったと認定し、一部業務を4カ月間、停止するよう命じる行政処分を出した。

6月11日 産経新聞
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2010年04月29日

JAおやま職員、顧客の預金解約し1億5000万円横領

JAおやま(栃木県小山市)は29日、元職員が顧客の定期貯金などを勝手に解約し、約1億5000万円を横領していたと発表した。元職員は3月に交通事故で死亡しており、組合長は遺族のプライバシーにかかわるとして、元職員の名前や性別、年齢を明かさなかった。刑事告訴しない方針という。

JAおやまによると、元職員は顧客宅を回り、貯金を集める調査役などを担当。小山支店や国分寺支店(栃木県下野市)に勤務していた06年7月〜今年2月、顧客10人の定期貯金証書を偽造するなどして解約した。横領と穴埋めを繰り返し、実質被害額は約4500万円という。JAおやまの役員が弁済する。

4月29日 毎日新聞
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2010年02月04日

顧客ローン約8000万円を着服、銚子商工信組の元職員逮捕−千葉県警

顧客のローン返済金を着服したとして、千葉県警捜査2課などは4日、業務上横領容疑で、銚子商工信用組合の元富里支店営業係主任を逮捕した。容疑を認めているという。容疑者が約8000万円を横領したとみて調べを進めている。

逮捕容疑は2007年10月から08年9月までの間、顧客4人に「実績を上げるため協力してほしい。迷惑は掛けない」などと言ってローンを契約させ、入金されたばかりの貸付金計約900万円を、すぐに返済すると偽って預かり、着服した疑い。

 
2月4日 時事通信

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2009年11月06日

定期預金4000万円詐取か 信金元副支店長を逮捕

顧客の定期預金を解約する文書を偽造し、勤務先の信用金庫から約360万円をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は6日、詐欺、有印私文書偽造・同行使の疑いで、住所不定、朝日信用金庫元副支店長を逮捕した。同課によると容疑者は容疑を認めている。
同課は容疑者が平成9年以降、同様の方法で約20人から約4000万円を引き出し着服したとみて、裏付けを進めている。

11月6日 産経新聞


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2009年06月07日

元みずほ銀行調査役逮捕、架空の投資話で12億円被害?

架空の米国債の投資話を持ちかけて現金をだまし取ったとして、警視庁は6日、東京都千代田区神田美倉町、元みずほ銀行調査役の容疑者を詐欺容疑で逮捕した。

発表によると、容疑者は2003年11月、東京都の知り合いの会社会長に「高利回りで運用できる米国債があるが、マル秘運用で一般には販売していない。元本保証で金利は年10%」などとウソをつき、投資金として1800万円をだまし取った疑い。

同庁幹部によると、容疑者は00年6月〜08年8月、逮捕容疑を含め、22の法人・個人から計約12億4000万円をだまし取ったとみられ、調べに「競馬や株式運用に使った」と容疑を認めているという。

容疑者は、頭取印を偽造した預かり証を作成し、毎月の利息分を支払って信用させていた。被害者に示した偽造の提案書には、実在しない「資金運用部」の部長名で「マル秘運用のため銀行では(問い合わせには)答えられない」と記載し、犯行の発覚を遅らせる細工もしていたという。

6月6日 読売新聞
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2009年05月23日

三井住友銀融資詐取、融資簡易審査を悪用、114億円無担保ローン

三井住友銀行(東京都千代田区)が融資金1億円をだまし取られた事件で、詐欺容疑で逮捕された都内の不動産会社の社長らが、同行の中小企業向け無担保ローンを悪用して多額の融資金を引き出していたことが警視庁捜査2課の調べで分かった。このローンは、簡易な信用審査だけで申し込みから短期間に融資が受けられるのがセールスポイントだった。捜査2課は、審査の簡易さが約164億円の焦げ付きの要因になったとみて、融資を担当した行員からも事情を聴いている。

捜査2課によると、同行は容疑者らの仲介で約80社に約612億円を融資したが約164億円が回収不能になっている。融資金のうち約114億円が無担保ローンだった。

5月22日毎日新聞
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2009年02月25日

新銀行東京の元行員ら 詐欺容疑で4人逮捕へ

新銀行東京の融資詐欺事件で、新規事業への出資名目で融資金をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は25日、詐欺の疑いで、同行上野出張所(閉鎖)に勤務していた50歳代の元行員や金融ブローカー、融資を受けた東京都内の会社社長ら計4人を逮捕する方針を固めた。同日午後にも逮捕する。
同行をめぐっては昨年、2件の不正融資にかかわったとして、同行池袋出張所の元行員らが詐欺罪で起訴されている。中小企業救済の理念を掲げた同行への捜査は、新たに別の行員が関与した不正融資へ発展する見通しとなった。


2月25日 産経新聞
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2009年02月12日

新銀行東京、73億円の赤字 08年12月期決算

東京都から追加出資を受けて経営再建中の新銀行東京は12日、08年4〜12月期の決算を発表した。当期赤字は73億円で再建計画より28億円少なかった。資金調達のため06年に発行した劣後債の償還益など14億円の特別利益が生じたことが大きく、積極的な営業や経費削減が奏功した。新銀行は08年度の通期でも、再建計画が見込む赤字額126億円をクリアできるとしている。

新銀行によると、08年10〜12月の新規融資額は275億円に上り、上半期の137億円の約2倍となった。店舗統合や金融庁の検査に追われた上半期に対し、下半期は営業態勢が整ってきたとしている。
不良債権残高は前年同期比57億円増の354億円、不良債権比率は同6.63ポイント増の18.28%だった。

2月12日 毎日新聞


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2009年01月19日

りそなネットバンキングで不正振り込み 乱数表カード悪用か?

りそな銀行と埼玉りそな銀行の顧客が利用できるインターネットバンキング「りそなダイレクト」で昨年12月、顧客の預金が勝手に別口座に振り込まれる被害が2件あったことが18日、分かった。振り込みをする際に必要となるパスワードを記した「乱数表カード」が顧客への郵送中に不正に入手され、悪用された可能性が高いという。

関係者などによると、不正振り込みの被害にあったのは、「りそなダイレクト」に申し込んでいる埼玉りそな銀行の顧客の預金口座。昨年12月中旬から行われた内部調査で、同銀顧客の2口座から少なくとも十数万円が別の口座に不正に振り込まれているのが分かった。

振り込みをするには、自分で定めたパスワードと乱数表カードのパスワードの2種類が必要となる。りそなHDは、乱数表カードは郵送中、一方のパスワードも何らかの方法で不正に入手された可能性があるとみて調べている。

1月19日産経新聞

anzenbanks at 06:39|この記事のURL

2008年12月18日

新銀行東京元行員を追起訴 東京

新銀行東京の融資金詐欺事件で東京地検は17日、詐欺罪で、同行元池袋出張所行員の容疑者ら3人を追起訴、自動車販売業取締役の容疑者ら3人を起訴した。起訴状によると、経営実体がないのに虚偽の決算書などを同出張所に提出。平成18年11月下旬、現金約5000万円を融資させてだまし取った。

12月18日 産経新聞
anzenbanks at 22:42|この記事のURL
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